こつこつ貯金をしてなんとか蓄えることができた200~300万円の資産。
できれば運用によって大台の資産1,000万円を達成したいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
200~300万円を安全に運用していてはもなかなか資産は構築できません。
しかし、1,000万円以上の資産があればその先は安全に大きく資産を増やすことが可能となります。
今回は200~300万円を保有している方に向けて素早く1,000万円の資産を達成するための考え方を解説していきます。
さらに資産を大きく増やすことができる投資先についても紹介していきたいと思います。
Contents
200~300万円の投資に分散投資は必要なのだろうか?
良くファイナンシャルプランナーなどから以下のような話を聞くと思います。
「投資は分散投資が基本です。」
確かに資産が増え、安定的に資産を増やしていきたい方にとって分散投資は重要な考え方でしょう。
年率5%程度の利回りを安全に狙っていくのであれば分散投資は必須です。
しかし、それ以上の利回りで資産を大きく増やしたい局面においては分散投資はむしろ弊害となります。
投資の神様ウォーレン・バフェット氏も最初の資産を大きく増やす局面では集中投資を行いました。
自身の資産の4分の3をベンジャミン・グレアム氏が運営する会社に突っ込み大きな利益を得たのです。
またバフェット氏は現在でも分散投資について以下のように否定的な見解を述べています。
分散投資はリスクヘッジではなく「無知に対するヘッジ」だ。
自分が何をやっているかわかっていれば、分散投資は必要ない。
要はちゃんと投資する対象のことを調べつくして論文が一本書けるレベルで理解したのなら分散投資は必要ない。
自信をもって投資を出来るはずなのに分散投資の名のもとに投資先を分割するのは言い訳でしかないと言っているのです。
とはいっても一般人が数兆円を運用しながら、あまり分散投資をしていないバフェット氏のようなメンタルを持つのは至難の技です。
そのためある程度の資産があれば分散投資が精神衛生上良いと考えます。
しかし、そこに至るまでは分散投資は必要ありません。
200万円を分散投資して仮に10%の運用益を得ても20万円しか増えないのですから。
おすすめの投資先:中国株ヘッジファンド~オリエント・マネジメント~
200~300万円を大きく増やしたいのであれば私は新興国株式一択だと思います。
日本やアメリカのように経済が成熟している国では株価が大きく下落する可能性が少ない代わりに大きく上昇することもありません。
これらの先進国は資産を築いた後に投資して安定的にリターンを得るための国なのです。
一方新興国はこれから経済成長を遂げるもしくは現在経済成長中の国ばかりです。
一般的に経済成長に追いつく形で株式市場が成長するのでほとんどの新興国はこれから株式市場が成長していくのです。
その中でも私が注目しているのが「中国」です。
中国は現在世界2位のGDPを誇る大国です。
そしてそれだけでなく今もぐんぐん経済成長中で、GDP世界1位のアメリカを抜こうという勢いを見せています。
中国の経済については以下の記事で分析していますのでぜひご覧ください。
- 中国経済の今後の見通しを各種指標から徹底分析!中国経済終焉説に終止符を打ちアメリカを抜いてGDP世界一を伺う!
そんな中国の株式を投資対象としているのが私も投資している「オリエント・マネジメント」です。
オリエント・マネジメントの投資対象
オリエント・マネジメントが狙う投資先は中国株の中でも成長が見込めて、かつ割安に放置されている銘柄です。
中国はこの10年間でGDPが3倍になっているにもかかわらず、2021年6月時点で上海総合指数は10年前と同じ水準にとどまっています。
つまり、上昇するマグマがたまりきっているということが言えるかと思います。
投資するタイミングとしては、まさに「今でしょ!」というタイミングであるといえるでしょう。
また中国経済は成長していると言っても、1人あたりのGDP水準では日本、韓国、台湾といった先進東アジア諸国と比べるとまだまだ低水準です。
つまりまだまだ成長余地が大きいのです。
現在の経済水準は1人あたりGDPで10,000ドルを超えたレベルとまさに日本の1980年代中盤と同じ水準になっています。
つまり、日本がバブルを迎える直前と同水準になっているのです。
今からまさに急騰することが予見できますね。
先進国の金融緩和が原因でチャンス相場となっている
さらに現在中国株式市場はチャンス相場だと私は考えています。
と言うのも、現在先進国の投資家は余剰資金の投資先を探しているからです。
そして、自国の資産は低い金利水準などでリターンが見込みにくいため、高いリターンが見込める新興国の資産にも投資しているのです。
そもそも、先進国は近年ずっと金融緩和をしてお金を刷り続けています。
さらに2020年のコロナショック発生以降金融緩和が一層強まりました。
以下は日米欧の中央銀行のバランスシートですが一貫して拡大が続いてます。
バランスシートが拡大するということは、市場に流通する資金が増大しているということを意味します。
つまり、だぶついた資金が投資先を求めて彷徨い、先進国株だけでなく新興国株に流入する素地が整ったのです。
しかし、殆どの新興国は先進国の投資家が直接アクセスすることができません。
出来たとしてもADRという間接的に投資をする仕組みを使ったり、限られた銘柄だけにしか投資できないのです。
その点、中国はさすが超大国だけあってアジアの金融ハブである香港市場を介して殆どの中国株に先進国投資家がアクセスすることができます。
つまり、時期的にも金融市場へのアクセスという観点からも中国は魅力的な市場となっているのです。
オリエント・マネジメントで狙うことができる運用益はどれくらい?
オリエント・マネジメントのファンドマネージャーは過去に日本株や新興国株を運用して高いリターンを挙げた凄腕です。
東京大学を卒業後、外資系金融機関で腕を磨き満を持して独立した経歴の持ち主で、バリュー株投資が得意だとのことです。
そんな凄腕が直近運用していたのが新興国株ファンドです。
そのファンドでは以下の通り驚異の年率114.5%のリターンを挙げました。
- 2018年:64.9%
- 2019年:77.1%
- 2020年:237.9%
- 年平均:114.5%
新興国株式と言えば相当リスクが高いにもかかわらず、年平均で資産を2倍以上にしていると考えるととんでもないですよね。
国は違いますが、今回のファンドも市場に出回っている商品を大きく上回るリターンが期待できるでしょう。
オリエント・マネジメントについてより詳しくは以下の記事をご覧ください。
200~300万円の資産運用まとめ
200~300万円を早く運用して1,000万円に到達する為には、安易な分散投資ではなく高いリターンが期待できる投資先への集中投資が必要になってきます。
私が現時点で最も集中投資するに値すると考える投資先は、経済成長中の大国中国に投資する「オリエント・マネジメント」だと私は考えています。
中国の成長をしっかり取り込み大きな資産を形成していきましょう。